こんにちは
出世魚です。
皆さんはディズニーがメタバースに参入を
表明しているということをご存じでしょうか?
ディズニーは2021年の第4四半期の収支報告発表の場で
ボブ・チャペック(Bob Chapek)CEOがメタバースの構築について明らかにしました。
しかし、四半期決算報告ではその具体的な内容については言及しませんでした。
今現在、ディズニーが計画しているメタバースの詳細な仕様は明らかになっていません。
リリース時期であったり、VRヘッドセット対応なのかといった事柄についても不明です。
チャペック氏は、メタバースについて
「新たなデジタルフロンティアに参入することは
技術革新に取り組んできたディズニーの長い歴史と一致していると指摘。
言うならば、我々の現在までの取り組みは、
我々が現実世界とデジタルワールドを結び付け、
自社のディズニー・メタバースで、
境界のないストーリーを提供可能になるまでのプロローグに過ぎません」
と発言しています。
また、CNBCとのインタビューで、
動画配信サービス「ディズニー+(プラス)」の延長線上に
「3次元のキャンバス」があると想定していると語りました。
オンライン市場の新たな顔として、
世界的に注目を集めているプロダクトが「メタバース」です。
最近、急激に耳にするようになった「メタバース」。
Facebookが「Meta」と社名を変えて本格参入するなど、
今メタバースが急速にビジネスのトレンドになっています。
「メタバース」とは新しい概念ですので、
まだピンと来ていないという人も多いのではないでしょうか。
ディズニーのこれまでのバーチャル領域の取り組みについて
また、
メタバースとはどんなもので何ができるのか、
そしてビジネスでは現在どんな活用例があるのか。
世界的に注目の集まる「メタバース」について、
本記事では
その概要と事例をご紹介していきます。
これまでのディズニーのバーチャル領域での活動は?
ディズニーは2018から年VRアニメ「Cycles」を発表するなど
早い時期からバーチャルでのコンテンツに注目していました。
2020年に「アナと雪の女王」を題材とした
VR映像作品 「Myth:A Frozen Tale」 を発表しています。
「スターウォーズ」関連でも、さまざまなコンテンツを発表しています。
日本国内でも、
バーチャルガール「Ella(エラ)」のデビューや、
VR空間上の展示会イベント「バーチャルマーケット5」でのストア開設、
「WHAT IS LOVE? ディズニープリンセス展 VR」の開催など、
さまざまなコンテンツを展開しています。
2021年10月にもスマートフォンゲーム
「ディズニー ツイステッドワンダーランド」の
「バーチャル ハロウィーンイベント2021」が
「cluster」サービス内にて期間限定でオープンしています。
早くからバーチャル事業にとりくんでいたディズニーの
今後のメタバース事業への取り組みについて
ますます関心が高まるばかりです
メタバースとは
現在、メタバースは、「仮想空間」を意味することが多く、
近年はプロダクトとして多くの人々に注目されています。
仮想空間といっても「よくわからない」
「VRと何が違うのか」
といった方も多いのではないかと思います。
メタバースはインターネット上に存在する仮想空間のこと。
VRは仮想空間を現実と同じように感じ取れるデバイスのこと。
言い換えると
メタバースは空間のことを指し、
VRはそれらに没入感を与える手段のことを指します。
メタバースとは
VRを通して得られるリアルな体験が、
あたかも現実で起こっているかのように感じられるということです。
メタバースの特徴
続いて、メタバースの特徴を簡単にご紹介していきます。
3次元空間・環境の整備
メタバースは、3次元の環境を備えているといった特徴があります。
3次元とは、その名の通り次元の数が3つの空間を意味します。
メタバースには3次元環境が必ず整備されメタバースの仮想空間の土台部分を構築しています。
自己投影のためのアバターが存在する
メタバースには自己投影のためのアバターが存在するといった特徴があります。
実際にこのアバターの利用を通して、
メタバースが展開する仮想空間内でさまざまなユーザーとコミュニケーションをとり、
多くのユーザーと交流することができるシステムとなります。
アバターの利用により、1ユーザーとして個人で楽しむなら、
他のユーザーとの
- コミュニケーション
- 仮想空間内の探索
- ゲーム・バーチャルライブへの参加
- アート展示
などができます
多くのアバターが一つの空間を共有できる
メタバースが作り出す一つの仮想空間内で、
多くのアバターがその空間を共有できるといった特徴があります。
他者とコミュニケーションを取りながら、
現実世界とは別の世界での生活を楽しむことができます。
多くのユーザーがアバターを通して、
現実では気軽に会うことのできないような友人や、
同じ興味関心を持ったユーザーとの交流も可能となる楽しさもあります。
最後
仮想空間内であるにもかかわらず、
芸術的なアートを描き、そのアートを共有することが可能な メタバース 。
メタバースの特徴でもある3D空間を活用することで、
立体的な被写体を生み出すことができ、
アートに対して新たな命を吹き込むなど
個人的・私的利用だけでなくビジネスにもチャンスが広がります。
このような斬新的な発想もメタバースですが、
2021年に入り、
メタバース分野への参入を表明する企業が数多く現れています。
メタ(旧フェイスブック)は、7月、メタバース構築のためのチームを設立。
ゲームプラットフォーム「Roblox」関心を見せています。
あのディズニーも取り組みを始めたメタバース。
界隈の成長は、より一層加速していくことになりそうです。
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