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大学職員

大学職員への道 私立大学・国公立大学職員の中途採用の仕組みと募集時期 対策について

大学職員

こんにちは

出世魚と申します。

本記事は

  • 大学職員に転職したい
  • 大学職員になるには何が必要?
  • 面接対策は?
  • 大学職員の求人の探し方を知りたい

などといった悩みを持つ方の手助けになればと思い配信しています。

は今も私立大学の職員として働いています。

転職活動の時の経験も交えて詳しく解説します。

大学職員に興味がある人はぜひ参考にしてみてください。

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大学職員の中途採用の仕組みと募集時期

大学職員の中途採用の仕組みと、

求人の募集時期を解説します。

まず求人情報に関しては、私立大学・国立大学ともに、

各大学のホームページや新聞、転職サイトなどに掲載されています。

一方で中途採用の募集の仕組みは、

私立と国立で異なります。

両者の違いは混乱しやすいポイントでもあるので、

次にお伝えする内容をぜひ確認してみてください。

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私立大学の中途採用

私立大学の中途採用は、

民間企業への転職の流れと似ています。

具体的には、大学ごとに採用を実施し、

書類選考と面接+αが行われます。

選考では履歴書と職務経歴書が審査され、

面接は複数回実施されるのが一般的です。

そして大学のほとんどは学力テストや小論文を課題としています。

特に民間企業でいうところの正社員、

いわゆる「専任職員」は、

新年度や秋といった期初のタイミングに合わせて

募集されるケースが多いです。

もちろん大学によっては

中途退職や定年退職をされる方の補充により

新年度や期初以外の採用時期もあります。

専任職員だけではなく、

嘱託社員やパートも含め、

それぞれの採用情報は

大学のホームページや転職サイトに掲載されているので

確認してみましょう。

 国立大学の職員採用

国立大学の職員の採用は、

国立大学法人などが合同で実施する試験を通じて行われます。

ただし、

中には独自の採用試験を行う大学もあります。

合同試験の場合、

まずは一次試験を全国7地区に分けて同一日程で実施。

二次試験は、各大学で面接などが行われます。

一次試験が行われる全国7地区

  • 北海道
  • 東北
  • 関東甲信越
  • 東海・北陸
  • 近畿
  • 中国
  • 四国
  • 九州

試験には、受験資格も設定されています。

ちなみに2021年度募集の受験資格は

「1991年4月2日以降に生まれた者」でした。

また、試験は年に1回だけのため、

申し込みに遅れた場合は来年まで待たなければいけません。

基本的には毎年5月に受験の申し込みが始まりますが、

受験資格などを確認するためにも、

各地区で開催される

「受験者向け説明会」には

必ず参加しておくようにしましょう。

まれにですが、

1次試験を受けていなくても大学独自で募集しているレアケースもあります。

そういった場合は二次試験と同様

募集をしている大学で面接などが行われます。

大学職員への転職は倍率が高く難関

正直に言って大学職員への転職は

倍率が高く、狭き門です。

募集人数が少ない一方で、

多くの応募が集まる人気の仕事だからです。

私立大学の専任職員の採用では、

10人の募集枠に対し1000人の応募があるケースも少なくありません。

この場合、倍率は100倍にもなります。

倍率の高さは、国立大学も例外ではありません。

高倍率をくぐり抜けるには、

大学職員に絞った選考対策が必要となってくるでしょう。

大学職員への転職を成功させるコツ

大学職員への転職には成功させるためのコツがあります。

内定を勝ち取るには、ポイントを押さえた対策が欠かせません。

次の3つのポイントに分け、それぞれの対策のコツを紹介します。

1.情報収集

  • 大学の教育理念に必ず目を通す
  • 文科省や他大学の動向を調べる
  • 大学の沿革やこれからの施策、中長期計画も把握する。

2.面接

  • 業務に活かせるスキルをアピール
  • 表情や話し方には特に注意する

3.選考全般

  • より多くの求人に応募する

【情報収集】大学の教育理念に必ず目を通す

大学の教育理念や歴史などの情報には、

必ず目を通しましょう。

なぜなら、

面接で質問される場合があるからです。

事実、

私も数多くの面接を受けましたが

わが校の教育理念を知っていますか?

と1次面接か2次面接で必ず聞かれました。

答えられないと、

面接官からの印象を悪くしてしまう可能性もあります。

教育理念や歴史に関しては、

各大学のホームページに記載されています。

面接前には、最低限そのページだけでも読んでおくようにしましょう。

覚えていても、

当日の面接で緊張して忘れてしまう!

など不安がある方は

教育理念等を交えた志望動機を考えるのも1つの手です。

【情報収集】文科省や他大学の動向を調べる

面接前の情報収集として、

文科省や他大学の動向も調べておきましょう。

特に、日本の教育の流れを決めている文科省の動きは要チェックです。

面接などで教育のトレンドについて質問される可能性があるため、

新聞などを読み、教育に関するニュースには常に触れておきましょう。

例えば、私は小論文で

わが校の今後の在り方について、

文部科学省の意見を交えてご意見を○○字以内で自由にお書きください。

と課題が出たことがあります。

事前に調べておかないと間違いなく書けませんよね。

【面接】業務に活かせるスキルをアピール

面接では、業務に活かせるスキルをアピールしましょう。

大学職員の面接では、

職員の業務の中で、あなたのスキルをどう活かしますか?

といった質問がよくされます。

そのため、スキルをただ持っているだけではなく

業務にどう貢献するかまで深堀りして考えておかなくてはいけないのです。

大学職員には一部を除いて特別なスキルは必要ありません。

ただしExcelやWordといったPC系資格や

簿記、英検などの語学系の資格があれば、

業務に活かせるポイントを具体的にアピールしやすいでしょう。

面接では、次のような質問をされることも多いです。

  • 大学職員を目指す理由
  • なぜ職員の中でも受けた大学が良いのか
  • 前職での仕事内容
  • 職員としてどんな仕事をしたいか

転職を繰り返している場合には、

それぞれの転職理由を詳しく質問される可能性もあります。

【面接】表情や話し方には特に注意する

面接では、表情や話し方に注意しましょう。

大学職員は、

コミュニケーションスキルが重視される仕事だからです。

大学職員として働くと、学生や教員に加え、

保護者や部署内の職員と密接に関わる場面も多々あります。

ときにはクレーム対応を任されますし、

教員との付き合い方は、

民間企業での「お客様対応」とは異なるものです。

もちろん相手を不快にさせない話し方や、

人柄といった面も大学職員には求められます。

以上の理由から、

  • 表情や話し方・質問の意図にあったこたえができているか
  • コミュニケーション能力があるか

といった点が、

大学職員の面接では特にチェックされているのです。

コミュニケーション能力は話術だけでなく、

聴く力も重要です。

【選考】より多くの求人に応募する

大学職員への転職を考える場合には、

できる限り多くの求人に応募しましょう。

大学職員は人気が高く難関のため、

1~2校だけの応募では

選考に通過できない可能性があるからです。

私の感覚だと10校応募して、書類選考が通るのは1~2校程度です。

場合によっては、

専任職員以外の雇用形態に目を向けてみるのもひとつの手です。

嘱託社員やパートなどの選択肢を取れるのであれば、

選考の難易度は下がります。

ですが、

嘱託や契約・パートから専任職員にそのまま繰り上がるということは

ほぼありません。

必ず専任職員の選考を受けることになります。

どうしても専任職員になりたい!

という方は1~2年ほどかけて転職活動を行う!

ぐらいの気持ちを持って臨みましょう。

大学職員の求人は、

大学のホームページのほか、転職サイトにも掲載があります。

国立大学も転職サイトなどを通じて

独自の募集をしている場合があるので、

求人情報は定期的にチェックするようにしましょう。

また、覚えておきたい点として、

国立大学の一次試験は全国同一日に実施されます。

複数地区の併願はできません。

ただし一次試験に合格すれば、

その地区内で二次試験の日程が重なっていない大学同士の併願は可能です。

大学職員への転職におすすめの転職サイト・エージェント

大学職員の転職におすすめ

転職サイト、転職エージェントを紹介します。

大学職員の求人は、

転職サイトに比較的多く掲載されている傾向にあります。

ただし求人を扱っている転職エージェントもあるため、

転職サイトと併用するのがポイントです。

応募数を増やせるため、採用の可能性を高められるでしょう。

さらに転職エージェントを使うと、

以下のようなサポートを無料で受けられます。

  • 新規求人が出た際の連絡
  • 応募書類の添削・面接対策選考
  • 日程・内定時期の調整

大学職員への転職は、簡単なものではありません。

「転職のプロ」である転職エージェントの力を借り、

選考ノウハウを手に入れましょう。

では、おすすめの転職サイト、転職エージェントを詳しく見ていきます。

DODA

dodaは求人数が130種類以上の職種が掲載されている

豊富な大手の転職エージェントです。

dodaは、転職サイトとしての機能も持っているだけでなく

転職エージェント機能も持っており、

担当者から紹介を受けた求人にも応募できます。

そして何より、大学職員の採用情報が載っている

数少ない転職サイトです。

そのため、

まず登録して大学職員の求人情報を検索してみるのがおすすめです。

キャリア相談や選考対策などのサポートに加え、

応募先企業や機関から応募のオファーを受けられる

スカウト機能も使えます。

大学職員への転職のチャンスを少しでも広げたい方は、

まずはdodaに登録してみてください。

マイナビ転職

転職はマイナビ転職-豊富な転職情報で支援する転職サイト
転職は【マイナビ転職】。転職準備のすべてが分かる!日本最大級の転職サイト。プロによる「履歴書添削」「面接ノウハウ」「WEBセミナー」など転職サポートが充実。企業と直接話せる転職フェアも全国で開催。正社員の転職 ・求人情報を豊富に掲載中!

*画像はマイナビ転職公式サイトより引用

マイナビ転職は、独占求人を豊富に扱う転職サイトです。

サイト内の全求人のうち、

マイナビ転職のみに掲載のある求人は約85%です。

他の転職サイトでは見つからないような求人が多く掲載されています。

大学職員のように募集が比較的少ない求人を探す際には、

求人に出会える確率を高めておく必要があります。

恐らく一番多く大学職員の求人が載っている転職サイトではないでしょうか。

その意味でも、登録しておいた方がよい転職サイトといえるでしょう。

リクナビNEXT

リクナビNEXTは、求人数の多さが特徴的な転職サイトです。

サイト内の求人掲載数は数ある転職サイトの中でもトップクラスです。

また、求人検索のバリエーションも豊富です。

「有給消化率」「研修制度充実」といった検索項目や、

中には「和気あいあい」といった項目もあります。

理想の職場をピンポイントに探したい方に

ぴったりの転職サイトといえるでしょう。

リクナビNEXTはマイナビ転職に次いで大学職員の求人を多く掲載している

転職サイトです。

リクナビNEXT

リクルートエージェント

リクルートエージェントは、

業界最大級の求人数を誇る大手転職エージェントです。

人材業界での歴史が長いため、

転職をサポートしてくれるキャリアアドバイザーの育成体制が整っています。

大学職員の選考は難関ですが、

転職のプロの目線から書類の添削や面接対策をしてもらえるので、

選考の通過率を高められるでしょう。

民間企業の求人も豊富に取り揃えているので、

民間も視野に転職活動をする場合には特に登録しておきたい転職エージェントといえます。

リクルートエージェント

ミイダス

ミイダスは毎月2万人以上が登録し、

7万人の転職実績データから、あなたの本当の市場価値を見出してくれます!

優良企業15万社が利用する人気の転職サイトのため

民間も視野に転職活動をする場合には特に登録しておきたい転職エージェントといえます。

大学職員への道

https://www.大学職員への道.com/kyujin_jokyo.html

大学職員への道は

職員を募集している大学のまとめサイトになります。

転職サイトだけでなく

大学のホームページで応募している大学も載っているので

転職サイトとまとめサイトをうまく活用しましょう。

最後に

今回の内容は以上になります。

いかがでしたでしょうか?

少し厳しいことをお伝えもしましたが、

この記事を読んで、

より一層皆様の転職への活気が満ちることを望んでいます。

今後は、各大学の特色、平均年収といった各大学について

解説していく予定です。

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